出産後、産院ではどんな風に過ごすのか、出産前は気になる人も多いのではないでしょうか。
ましてや海外の産院となると、日本はちょっと違うところもあるかもしれません。今日は、チェコ・プラハのある産院での体験をまとめたいと思います。
著者が出産したのはNICUもついているプラハでも最も大きな産院の一つでした。
産後はLDRから直接入院等へ移動し、そのまま退院まで外に出ることなく過ごしました。三食の食事は病室で取り、必要に応じて新生児のミルクを足しに行くことはありましたが、それ以外はほぼ病室内で過ごしました。
婦人科と小児科で別の医師・看護師が担当、回診
婦人科として母親の産後の容態を診る医師・看護師と小児科として新生児の容態を診たりお世話のサポートをする医師・看護師は完全に分かれていて、毎日一回、それぞれ別の時間に回診に来てくれました。
著者が出産した産院では、入院期間は3-5日くらいが目安で、母子両方が退院できる状態になるまで、ぞれぞれの科の先生が判断して決めるようでした。
子供のお世話の指導
母子同室になってからは、おむつ替え・授乳・沐浴と、新生児のお世話の仕方について一回ずつの指導がありました。
授乳の前に必ずおむつを替える、授乳の前後に体重を計測する、授乳姿勢のレクチャーなど。
新生児のお世話
レクチャーの後は基本、自分たちだけでお世話。
これがなかなか初めてには辛いところで、新生児の小さく首の座っていない体のお世話をするのは、相当にプレッシャーがかかります。でも、初めてでうまくできないのは当たり前。何度も繰り返してなれる以外の方法はありません。おむつがうまくつけられてなくて漏れてしまったり、おかげで全身何度も着替えさせたり、の繰り返しです。
授乳(と、それとセットでついてくるおむつ替え)は、特に初めのうちは大変で、頻回授乳だとほとんど休めません。「おむつ替え→体重計測→授乳→体重計測→足りなかったらミルクを足す」をひたすら3時間おきに繰り返します。
この「足りなかったらミルクを足す」というステップがなかなか曲者でした。
「まさか母乳が当たり前に出るものではないとは」、というショックとともに、重い体を引きずって、休む時間を削ってミルクをあげに行かねばならないという辛さ。
毎回ナースステーションまでのそのそコットを押して行き、体重の報告をし、ミルクの必要量を確認してもらい、ミルクをあげて、病室まで帰ります。自分にもケアをしようと思い、ミルクを足しに行くのに合わせて、授乳用のハーブティーを入れて毎回飲むようにしていました。
変化があったのは産後3日ぐらいたってからでしょうか、背中から胸あたりにかけて末期の肩こりの症状ぐらいの激しい痛みが夜に走るようになりました。眠れないくらい痛く、夫にマッサージしてもらっても全然楽にならない。後に、基底部と呼ばれる部位で母乳が出るように体に変化が起きていたのだと知りました。
産後の体のケア
この新生児のお世話の前後に、産後の傷跡のケアをします。そして出産翌日からはフィジオセラピストさんの指導の下、産褥体操も始まります。
出産直前まで毎日歩いていたし、ヨガもしていたにも関わらず、出産のダメージは予想外に大きく、歩くのもやっとな状況でした。あんなに大きなイベントがあったのだから、傷口もそこそこに大きいのだから、早々すぐには動かないだろうと思いきや、翌日には歩き始めるよう、指導がありました。
セラピストさんのレクチャーのもと、子宮やお腹周りの回復のためのエクササイズが翌日には始まりました。
まとめ
一日の過ごし方は、3時間ごとの授乳・ミルクをベースに前後におむつ替え、一日の沐浴というお世話に加えて、毎日の回診(母と子それぞれ)。
母子それぞれの問診、子供のお世話、合間に自分のケア、をしていると、結果的に入院中はいつも何かしている状態になります。母体の回復のため、寝る時間が長いのかと思っていたら、あまり寝ている時間はありませんでした。コロナ禍で外部からの訪問等が禁止されていたため、もしこれが平時でさらに誰かと会うとなると、休む時間は本当に少なくなる可能性が高いです。
自宅に戻ってからも子育ては続くので、時間が見つけられるのであれば、入院中は可能な限りしっかり休んでおくのが良いかもしれません。
では、また!


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